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2017-01-29

古道具目録005(ピューターの大皿)

 

ピューターとは、錫(すず)と鉛を主成分とした合金。

 

 

中世ヨーロッパでは「貧乏人の銀」とも呼ばれ、銀製品の代用として
庶民に愛用されていたものが、19世紀のアーツ・アンド・クラフツ運動により
工芸品として再評価を受けるようになりました。
(詳しくはこちら ⇒ ★★★)

 

●     ●     ●

 

佐敷のイタリアンカフェ『ビーナチュラル』で、フランス土産の
金属製の皿(今思えば、あれもピューターだったのかも)を見て以来

 

その黒々とした渋い趣や、どっしりとした重量感に憧れて
青絵の古伊万里や、大木からくり貫かれたこね鉢と共に

古道具のコレクションに加えたいと熱望していた逸品です。

 

 

この一枚は、直径が31cmと、かなりの大皿。

 

沖縄骨董のジェラルミン製食器と同じで、鋳物ってデコラティブなものも多いので
こうしたシンプルなものを見つけると、躍り上がってしまうほど嬉しくなるのです。

 

色とりどりのフルーツや、新鮮なサラダを盛り付けても良いし

母が数十年愛用していた、パイレックスのティーセットを無造作に置いて
「ドリンクはセルフでね」なんて、お客様を気楽にもてなすのにも良いかも。

 

 

乗せたもの全てを引き立てる、シックな色合い。

 

シンプルながら、存在感のある佇まい。

 


(裏返すと、ぷっくりとした可愛いフォルム)

 

まさにいぶし銀のごとき味わいの200年前に作られたこの皿は

那覇の浮島通りにあるアンティークショップ
『20世紀ハイツ 那覇ギャラリー』で購入しました。

 


18世紀後期から19世紀初め。
出所はドイツですが、ヨーロッパ各地を転々としてきたことででしょう。

いくつもの戦火をくぐり、多くの家族の食卓に上って
めぐりめぐって沖縄の我が家にやってきたんだね。

 


(2個押された裏印も、異国情緒あふれて素敵)

 

同日手に入れたもうひとつのお宝は、次回のブログでご紹介します。

 

 

 

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20世紀ハイツ 那覇ギャラリー
住所 ● 沖縄県那覇市壺屋1丁目6-4
TEL ● 090-1369-0258
OPEN ● 9:30~16:00
CLOSE ● 水曜・日曜

20世紀に作られた素敵なモノをメインにテーブルウェア・コスチュームジュエリー・おもちゃ・雑貨・
和物骨董など、ジャンルにとらわれず、店主が素敵だなぁと思うモノをセレクトしています。
独自なルートで西欧北欧、アメリカなどから仕入れており、勿論お客さまからの買取もしています。
またお買取が不可能なモノでも、無料で引取れる場合もあります。建て替え・相続時など、
捨ててしまう前に一度拝見させてください!
世界中の技術、デザイン、ファッション、音楽、素材が常に新しく、
ピークでもあった20世紀に産まれたモノに新たな光を当てたいと思っています。(サイトより抜粋)
(2017年1月現在)

 

 

 

 

 

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コメント2件

 るじね | 2017.02.15 20:19

いい型にいい風合いですね〜!
サイズって用途の問題だけでなくて、
デザインの大きな要素の一つなんだとあらためて気付かされました。
迷わずピタッと気持ちにはまった買い物は一生もんになるはず!
いい物を見せてもらいました〜

 naya | 2017.02.15 22:00

るじねさん、そうでしょー!
一斗瓶やこね鉢もそうだけど
たっぷり大きいモノってロマンを感じます。
今はこの皿、テレビの横に置いてあって
毎日眺めたり手に取ったりして愛でています❤

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